【一人暮らしでも飼える】レオパの飼育方法を5つのポイントで解説
【一人暮らしでも飼える】シリーズ今回は、爬虫類、トカゲ、レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキエオ)紹介していきたいと思います。
近年、静かで匂いも少なく、コンパクトに飼えるペットとして「爬虫類」ヒョウモントカゲモドキが人気を集めています。日本名ヒョウモントカゲモドキ英名レオパードゲッコーと言う爬虫類が特に飼育しやすいと人気を集めています。
トカゲモドキというとトカゲじゃないの?見た目はトカゲですよね?実は日本名ヒョウモンカゲモドキはトカゲ亜目、ヤモリ下目ヤモリ科トカゲモドキ科ややこしいのですが、ヤモリの仲間になります。
以下ヒョウモントカゲモドキ別名レオパードゲッコーもしくはレオパになります。今後は短縮してレオパとします。
学名などはまた後で書かせてもらいます。可愛い爬虫類なのでつい熱が入ってしまいます。ここから本題に入っていきましょう。
・部屋の広さ
・留守時間
・掃除や世話の手間
・費用
・飼育環境
今回も上記の5つのポイントから、レオパの飼いやすさを詳しくまとめました。
【一人暮らしでも飼える】爬虫類の部屋の広さ
爬虫類はとても省スペースで飼えます。レオパは体長20cm前後の小型ヤモリ下目必要なケージは45cm前後のガラスケースが一般的で、ワンルームでも問題なく設置できます。
犬や猫のように走り回ることも、吠えることもない、広い部屋がなくても十分に飼えるペットです。
【独り暮らしでも飼える】レオパの留守は日中なら問題なし
日中の留守は問題なし、2〜3日の外出も対応可能レオパは夜行性でおとなしい性格のため、飼い主が日中留守にしていてもまったく問題ありません。
・水は少量でOK
という点から、短期の外出にも強い動物です。仕事が忙しい人や不規則な生活の人にも向いています。
私の知っていいる高校生は自室にてレオパを飼っており、自分のお小遣いで飼育しているそうです。
【一人暮らしでも飼える】レオパの掃除や世話の手間
レオパのお世話はかなり少なめで楽です。レオパの世話はシンプルで、他の動物に比べても圧倒的に手間が少ないです。
・水替えは毎日少量でOK
・ケージ掃除は部分掃除が週1回(フンをする、全体清掃は月1回程度
トイレを覚える個体も多く、匂いもほとんどなし。
忙しい人でも続けやすいのが人気の理由の一つになっています。
【一人暮らしでも飼える】レオパの費用希少種はお高い
初期費用は1.5〜3万と、レオパの成体で1体1万〜1.5万つがいで1〜3万円くらい・維持費は月1,000〜2,000円程度
注意;実はレオパには色で値段が変わってしまいます。ハイイエロー・ノーマルなどは一般的で安いのですが、スーパーマックスノー・ブラックナイト・ディアブロブランコになると1体2万〜10万円希少種になると20万〜30万になります。もちろん1体の値段です。
ブラックナイトは漆黒の体に黒い眼で30万円くらい対照的にディアブロブランコは真っ白な透き通った綺麗な体に赤い眼で30万円くらい。もう見ているだけでうっとりするような可愛らしさです。
一般的なレオパの飼育費用は、爬虫類の中ではかなり控えめ。
・ケージ(45cm)
・パネルヒーター
・隠れ家
・シート床材
・温湿度計
・エサ(昆虫または人工フード)
〈維持費〉月1,000〜2,000円程度主な内訳はエサ代と床材のみ。犬猫のような高い医療費も発生しにくく、コスパが良いペットといえます。
【一人暮らしでも飼える】レオパの飼育環境は温度が決めて
最重要は温度!25〜30℃をキープ
レオパは爬虫類なので、温度管理が一番のポイント。
・ケージ全体は 25〜30℃
この範囲を保てれば、健康に過ごしてくれます。パネルヒーターを敷くだけで簡単に整えられるため、初心者でも扱いやすい環境です。また、レオパは静かな環境を好むため、テレビの真横や騒がしい場所は避けるとストレスが減ります。
🌟まとめ:レオパは「手間の少なさ」「環境のつくりやすさ」「省スペース」の三拍子揃った初心者向け爬虫類
レオパードゲッコーは、
・部屋が狭くても飼える
・日中留守でも安心
・世話がとても少ない
・費用が安くお財布にやさしい
・環境づくりが簡単
という理由から、
爬虫類初心者にも、忙しい一人暮らしの方にも非常に向いているペットです。
静かで落ち着きがあり、
じっと見ているだけで癒される魅力もあります。
「ペットを飼いたいけど手間は少なくしたい」
そんな人にレオパはぴったりです。
おまけ【一人暮らしでも飼える】爬虫類の寿命
ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の名前の由来って?
ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)の名前の由来って?実は“見た目”がすべてなんです。レオパを飼っている方、これから飼おうとしている方なら一度は思ったことがあるはず。
「そもそも、なんで“ヒョウモントカゲモドキ”って呼ぶの?」
「ゲッコーなのにトカゲモドキ?しかもヒョウ柄じゃん??」
「え?見た目トカゲだけどトカゲじゃないの???」
ヒョウモントカゲモドキって、初めて聞いた人には、ちょっと不思議な響きの名前だと思います。
レオパの名前には、実は歴史と“見た目”に関するはっきりした理由があります。この記事では、その“なんで?”を徹底的にわかりやすく説明します。
ヒョウモントカゲモドキまずは名前と学名
・英語名(英名):Leopard Gecko(レオパードゲッコー)
・学名:Eublepharis macularius
普段“レオパ”と呼ばれているのは、この英名の略です。
ヒョウモントカゲモドキの学名ってそもそもなに?
「学名」と聞くと、難しく考えてしまいますが、専門家が使う言葉になります。実際その、動物を分類するための“世界共通”の名前です。
学名は基本的に属名 + 種名のセットで表されます。
ヒョウモントカゲモドキの場合は、
・種名:macularius(マクラリウス)
つまり「Eublepharis というグループに属する macularius という種類の動物」という意味になります。
爬虫類の世界では学名でしか呼ばれていない種も多いので、慣れておくと動物の情報収集がとても楽しくなっていきます。
和名「ヒョウモントカゲモドキ」の由来は?
さて、こっからが名前の本題、和名「ヒョウモントカゲモドキ」の由来は?ここが一番「なんで?」と思う部分になると思います。
結論からいえば、
“ヒョウ柄の模様がついた、トカゲに似ているけれどトカゲではない”
コレをまとめると「ヒョウモン(=ヒョウ柄)トカゲモドキ(=トカゲに似ているけどトカゲではない」と名付けられました。
ポイントは3つになります。
- ヒョウ柄(斑紋)をもつ → ヒョウモン(豹紋)
- トカゲに似ているけれどトカゲとは別 → トカゲ“モドキ”
- 生体としてはヤモリの仲間 → トカゲではない
特に ヒョウ柄が非常に重要なポイントで、後ほど英名・学名にも関わってきます。
最近のレオパって白いのや黄色いの、黒いのもいるのに…?
これはまさに多くの人が最初に感じる“えっ?どういうこと?”となると思います。今ショップで見るレオパの多くは、長い年月をかけて品種改良されたレオパがいます。
実は品種改良され、白い個体をより白い個体と掛け合わせて沢山の色がいることがわかります。コレを「モルフ(色・模様のバリエーション)」と言います。なので、ヒョウ柄が無い子がたくさんいます。
しかし――発見された当時の野生個体はしっかりヒョウ柄だったことから以下のことが和名・英名・学名が“ヒョウ柄”を意味する言葉で統一されているのです。
・英名(Leopard=ヒョウ)
・学名の macularius(斑点のある=ヒョウ柄の意)
一番最初の名前が付けられた当時は、ヒョウ柄がレオパの大きな特徴だったということになるのです。
英名「Leopard Gecko」も理由は同じヒョウ柄ヤモリ
英名はもっとシンプルです。
Leopard(ヒョウ) + Gecko(ヤモリ)=「ヒョウの模様のヤモリ」という意味になります。
和名も英名も、結局は「ヒョウ柄のヤモリ」というところからきている、とてもわかりやすい名前だったのです。
学名Eublepharis maculariusは意味が変わる
学名の macularius にも “まだら模様” の意味があります。
学名の種名 macularius はラテン語で“斑点のある/まだら模様の”という意味。
そうすると「Eublepharis」はトカゲもどき・ヤモリなのだろうと調べると、なんとギリシャ語の「eu(良い)」と「blepharos(まぶた)」を組み合わせた言葉でした。
そうすると学名はEublepharis maculariusの意味は“完全なまぶたを持つまだら模様“となります。
学名Eublepharisは他のヤモリとは異なりまぶたを開閉できる。という言葉になりヒョウモントカゲモドキ属の独特な特徴を表しています。
なんか学名だけ少しわかりにくい名前になっています。
和名・英名・学名すべてが「ヒョウ柄」を理由に名付けられた
という、とても統一感のある苗字に独特な名前がついているように見えます。
レオパの名前は「ヒョウ柄」から生まれた
- 和名 → ヒョウ柄トカゲではない
- 英名 → ヒョウ柄ヤモリ
- 学名 → まだら模様の完全なまぶた
レオパが“ヒョウモン(豹紋)”と呼ばれる理由は、
野生の原種が持つヒョウ柄の模様が、特徴としてとても大きかったから。5
今はカラフルなモルフが多いですが、
名前のルーツを知ると、レオパがたどってきた歴史まで想像できて、
さらに愛着がわいてきますよね。

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